Archive for the ‘心に残っている言葉’ Category

努力じゃ超えられない壁(天井)があるのは事実

昨晩話題にしたこのはなし


「産まれと才能 > 努力」だと思う人が、ひと昔前より増えていると感じるし、実際「努力が報われない世の中」になってると思う – 自意識高い系男子

実際、確かに、「産まれと才能」によるアドバンテージは大きいです。

まず、ちょっとこの一文は違うかなと。

この「空気」を作り出しているのは、よく言われる格差の固定化による「努力しても報われない社会」の影響なのかも知れない。

そもそも、「とにかく努力したらなんでもかなう」ってのは初めからなかったと思います。
「努力しても報われない」というのは、おそらく、間違った方向に努力をしている(正しい方向に努力したつもりでいるけどそれは全然違う方向に進んでいるだけ)、ということではないかと思います。あとは、単に運と時期が悪かっただけで叶わなかっただけ。だいたいその2つではないかと。

確かに、どんなに頑張っても超えられない壁(天井)があるのは事実です。
でも、それでも十分高いところに来ることは可能ではあります。
こんな曲線
この「天井」に行くだけでも他の人に比べたらすごいことなので、十分ひっくり返すことは可能です。
ただし、その機会や手段を奪うことは、「貧困の再生産」の強化、ここで言う「格差の固定化」ではないかと考えます。
それこそやっちゃいけないことではないかと。

であれば。最初から「努力」などという不確かなものに、希望を託さなければよろしい。世の中は産まれと才能で最初から決まっており、努力による社会階層の逆転などはあり得ない夢物語。そうした諦念を抱き、自らの不遇な境遇を受け入れ、日々を粛々と過ごせばよろしい。

逆転の機会はもうないなど、自分から捨てている気がしてなりません。
こういうこと自ら言う人間がますます自分の首を絞めてる気がしてなりませんね。
それならなおさら、機会や手段を奪おうとしてる一部の連中=本当の敵の思うツボではないかなと思います。

幸い、いまの日本はまだ逆転の機会は、まだまだそこらじゅうに転がっています。

というわけで。それに対する私のAnswer。

そして、とあるまとめサイトにて。


為末大 「努力しても無駄。アスリートになるには才能が99%、まずできる体に生まれなきゃ」 ←非難殺到 | ニュース2ちゃんねる

216:ランサルセ(やわらか銀行):2013/10/27(日) 22:24:53.52 ID:karJ23Fc0
これさ、一見すると成功しなかった人にはツラい意見に聞こえるけども、実はそうじゃないよな

成功した選手が「努力の賜物です」みたいに言うから、
成功できなかった人には「努力が足りなかった人」みたいなレッテルが貼られちゃうことが多いけど

為末が言ってることは「成功者は運が良かっただけだから、失敗した人も卑屈になることないよ」って事だろう
これに反発してるのは自称努力型の天才君だろうな

まさに、これだと思った。

そして、今年7月に書いた記事を思い出したり。
20年くらい前に、自分の「天井」にぶつかった話。

きっとこういうことだよね。

…と思ったらすでに言われてた件w

そしてここまで書いて。
2010年11月に手帳に書いてた言葉を思い出しました。

チャンスはいくらでもあり、世界は可能性に満ちてる

何かのブログ記事を読んだ時に書いたみたいですが、「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」からの一文でした。

この本は読んでおきたいなーと思いました。忘れておりました。

追記。

上に向かいたい人にはどんどん上に向かってほしいと思ってます。
でも、そんなの望まないで「いまのままでいい」って人にまで上記のことを望むつもりはないです。そっちのほうが合ってるって人もいますし。

月間ページへの「てこ入れ」と、それに伴う「しおり」追加。せっかくだから金曜日と土曜日の手帳に書いた話。

私の手帳の使い方については先日触れたとおりです。
私の手帳の使い方(ほぼ日カズン2013)
これの月間ページですが、

一日ページの要約「この日はこれだ!」を書いてます。

これって、以前やってた「何か」とほぼ同じだ!ってことに、先日気づきました。
…これです。
いいことを3つ書いてみよう。

実はここんところ、「いいことがあったなあ」と思う日や思うことが本気で少なくて。
そのとき、このブログの記事をちょうど読んだんです。
いいことをあげれば、きっと少しは「その日は良かった」と思えることがあるんじゃないかな、と。
「3つくらいはあるでしょう」って軽い気持ちでしたけどね。

「3つ」という数ではありませんが、「1日の枠」という中で「いいこと」を無意識にまとめて書いていました。
(もちろん、それ以外のことも多少ありますが…)

「これは、2本あるしおりのうち、1日ページでの使用分をこちらに移して、新たに3本目のしおりが要るなあ」ということになりました。
月間ページと1日ページを行ったり来たりすることが多いためです。(これまでは何か別のものをはさんで、行ったり来たりしてた)

従来のしおりはこんなかんじで使っています。
月間ページと週間ページに使用

3本目のしおりは、使ってなかったストラップを使うことにしました。
従来のしおりの根っこに結んでいます。
1日ページについてはストラップを使用
…またか(爆)。
じゃなくて。
1日ページに従来のタイプのしおりを使うと、貼ってあるものを痛めることがあるのですよね。それが嫌で。
それとストラップをしおりがわりにすると、「厚み」があるので、勝手に1日ページが優先的に開きます。
(一番よく使うのが1日ページのため)

ただ、これも欠点があって。
稀ではありますが、インク等でストラップが汚れてしまうというリスク。
これについては、これまで使っていて向かいのページまで汚れることがありませんでしたので、「皆無」かつ許容リスク、という認識でいます。

おそらく手帳に書いてあることが気になると思ったので敢えて書いてみる

「得意澹然、失意泰然」(6日)

高校3年の担任の先生がよく使っていましたので、心の中に残ってる言葉の1つです。
そして、この言葉に再び出会ったのが、この本「どんな人にも大切な「売る力」ノート」ででした。2010年12月だったと思います。

 そこで、私は毎年元旦に、手帳の最初のページに名文を書き込み、つらい時、迷った時、悩んだ時などに何度も読み返しては、自分を奮い立たせています。
 そのうちのひとつが、前に紹介した「六然訓(りくぜんくん)」です。

  (略)
 得意澹然 得意には澹然=得意の時は奢らず、淡々とし
 失意泰然 失意には泰然=失意の時はゆったりと堂々としておれ

 これは中国の明朝末期に、崔後渠(さいこうきょ)という人が残した言葉で、勝海舟や安岡正篤らも深く学んできたもので、(以下略)

74.名文を手帳に書き写してみる(p.195) / from どんな人にも大切な「売る力」ノート/津田晃

「得意澹然」は、「うまくいってるときに調子こいてると踏み外すぞ」ってかんじで、
「失意泰然」は、「いつまでもショボくれてんじゃねえぞ、ボンクラ」 (by佐倉杏子)、ってかんじでしょうか。

ちなみにこの本、去年の今頃書いた記事(前に進めましたか?>自分)でも紹介しています。
※なんか、この表題で思わず『「未来のあたしへ」プレイリスト』(俺妹2期15話ね)を連想してしまい、こっぱずかしくなってしまったのは内緒です。

2020 TOKYO (7日)

実を言うと、昨晩から今朝まで、お友達のおうちに泊まっておりました(^_^;
で、今朝午前5時前に目が覚めてしまい、オリンピック開催地決定の発表を見ておりました。
いやあ、まさか東京に決まるとは思いませんでしたね〜。
(ちなみに、個人的には、イスタンブールに決まってほしかったです。)

まあ、こんなかんじで、その日にあったニュースとかも書き残しています。