とある高校生が竹島問題について調べて、まとめてみたよ。 – Togetterなどを見て、そういえば韓国の歴史本ではこのへんについてどう言及してるんだろうと思って、うちにある資料を発端で、調べてみました。
8年ほど前に釜山に旅行に行ったときに、「目で見る5000年 韓国の歴史」という本を買いました。
韓国側の視点で書かれた(←ここが重要)、歴史本です。
読んでいて、朝鮮半島に特化した歴史の本なので、結構面白いです。
あと、日本じゃ売られてないから、韓国の本音バリバリといっていい内容ですね。
(Amazonで探してみたけど見つからなかった…英文の技術書とかはよく探すんだけどね〜〜さすがにこれは見つけられなかった。)
いま話題の竹島問題について探してみたら…ありました。
第5章の「日本の侵略と民族の受難」のところにありました。
また、東海(日本海)上の独島は欝陵島に付属した島で、三国時代以来の韓国領土であった。朝鮮朝粛宗の時、この海域に不法出入する日本の漁船を発見した安竜福は、日本に渡って独島と欝陵島が韓国の領土であることを再確認させた。その後も侵犯ががび重なり、1881年にこの事実を日本に抗議したことがある。韓国政府は、1900年欝陵島を郡に昇格すると同時に独島も管掌させた。
ここでポイントとなるのが「安竜福」なる人物。
「竹島じゃなくて独島」であるのは、この人があってこそ!という雰囲気がバリバリに出てます。
そこでぐぐってみたらWikipediaに記載がありました。
1693年(元禄6年)、不法に鬱陵島へ渡り漁労していた時、この島を開発していた日本人に遭遇し日本へ連行される。安龍福はその後朝鮮へ送還されるが、当時の彼の証言が発端となり鬱陵島の領有をめぐる日朝間の外交問題に発展した(竹島一件)。三年後に再び日本へ渡り、鬱陵島と于山島は朝鮮の領土だと訴える。しかし、帰国時朝鮮政府に捕らえられ、日本への不法渡航や直訴を起こしたとして流罪となる。当時日本人の呼ぶ松島(現在の竹島)を于山島だと主張した最初の人物である。
現在の韓国では竹島(独島)の領有を日本に認めさせた英雄とされており、「将軍」と称されていて、当時民間外交を行った漁夫として中高教科書にも取り上げられている。安龍福が漁労に出ていた鬱陵島には「安竜福将軍忠魂碑」が、また居住していた釜山には「安龍福将軍像」が立っている。
しかし証言には矛盾や不自然な点が多く、日本では彼の言葉に信憑性があるとは考えられていない。
詳しくはwikipediaやそのへんをご覧頂くことにして。
簡単に言うと。
このかた、1693年の頃に活躍された人物で、ただの漁民がいつのまにか英雄になってました。
なんというか、『”History”ってのは”His Story”からきたんだ!』っていう俗説がすごく頷ける瞬間でした。
そのほかいろいろなページで紹介されており、いろいろと面白いことになってます。
- 安龍福事件での松嶋の委棄・取得 | 国際法からみる竹島問題
- 島根県 : 韓国が知らない10の独島の虚偽 第5回…島根県が公式で書いちゃうくらいの勢いです。
興味ある人は探ってみるといいとおもいます。
ここまでうだうだあれこれ書いたけど、最後に一言。
『絶対に、敵にする相手=闘う相手を間違えるなよ!』