先日読んで、ずっと自分の中でひっかかっていた記事です。
ブログは多くの人が読みたくなるような内容じゃないとダメなのか?読む価値がないのか? – かみんぐあうとっ

「多くの人が読みたくなるような記事を書かないブロガーはブロガーとして価値がない(評価できない)」そんなことを言われたような気がして、地味に悩んでいます。

読んでいて思ったのが、『開店当初からの少数の常連さんにウケの良かったラーメン店がどんどん大きくなって有名になってしまい、一般受けするようなテイストになってしまって、当初からの(そのお店のよさを知っていた)常連さんが離れていった』というシナリオでした。

方向性を変えて「多くの人が読みたくなる」となる以上、ポリシーや内容が大幅に変わっちゃうことは避けられないと思います。
それって(読む人、書く人にとって)本当に幸せなことなんだろうか?ってこと。
ブロガーとしてどうあるかのポジションは画一的じゃないと思うので、ポジションが違えば方向性もそりゃ違ってくるよねえと。
(違う例だと…起業の目的が、とにかくガツガツお金を稼ぐことか、それなりの稼ぎでいいかわりに違うところを充実させたいか、それだけでも全然やることが違ってきますからね)
 

そんななか。
こんな記事を見かけました。
[徳力]ブログ書くのってお金目当てでしょ、という誤解をいまだにしている人たちには、今すぐお金欲しいならバイトの方がよっぽど効率良いと、声を大にして言いたい今日この頃。 #ブロガーサミット

 「お金が欲しいならブログを始めるべき」、なのではなくて
 「ブログが楽しくて続けてたら結果的に副収入が入ることがあるよ」
 「さらに上手くいくと、ブログ自体が職業になっちゃう人も一部いるよ」
 という話なんですよね。

 「お金が欲しいならレーサーの免許とるべき」 ではなくて
 「レースが楽しくて続けてたら結果的に副収入が入る人もいるよ」
 「さらに上手くいくと、プロレーサーになれちゃう人も一部いるよ」
 という話だと言えばもう少し伝わるものでしょうか。違うかな。

あー、確かにそんなものだよねと。
お金を稼ぐ目当てであれば、ブログは非効率ですね、確かに。
ただ、エグい記事をかいてエグい方法で(PVや収入を)稼ぐ連中もいますからねえ……どことは言いませんが、たとえばとあるまとめ系サイトとかでしょうか。ああはなりたくないと思ってます。

かくいう私ですが、自分の書きたいことを書き続けたいと考えていますね、ここでは。


投稿者 さやま ゆき