ふと、以前、とあるイベントの代表をやってた事を思いだしました。

そのときの「失敗」についてです。
1年目。そのときは数人くらいの組織で動いてたのだけど、最初だったからいろいろとうまくいかなかったことが多かったです。むしろ失敗だらけで。
そのなかで、とにかく「情報の共有」「一人で抱え込まない」、あと「各々のメンバーの立ち位置の明確化(明確な役割分担)」ということが大事だってことをすごく実感しました。

まずは「情報の共有」。
これがまず基本だと思います。
重要な情報を一人だけが知っている状態で、その情報が必要なメンバーへの共有がなされない事態が発生すると、当然その現場で混乱が発生します。
さらに、自分が代表をやったイベントだけじゃなくて、自分が以前勤めていた会社組織でこのような現場に多々遭遇したなあ、ということを思い出しました。「●●(担当)がいないので」ではだめということ。顧客から見たら「会社の個人」じゃなくて「会社」なのですから。(実際このへんが伝わってなくて、滞る事件が幾度となくあったのです)
そういえば以前こんな記事を見たなということを思い出しました→情報の私物化を禁止する:近藤淳也の新ネットコミュニティ論 – CNET Japan

そして「一人で抱え込まない」。
一人で出来ることは限界があります。
だから、限界を感じたら他のメンバーにヘルプを求める。
何らかの解決策が得られるはずです。
一人で抱え込むことで、早々に進めるべきことが進まずに全体として停滞を招くなどの問題が起きます。

最後に「各々のメンバーの立ち位置の明確化(明確な役割分担)」。
「自分はこの組織の中でどの立ち位置にいるか」を明確にさせること…ってそのまま(笑)。
たとえば、「自分がメインになにをすべきか」とかそういうかんじのことでしょうか。
立ち位置がはっきりしていれば「自分は何をすべきか」を自覚できると思います。
ここで一つ断っておきたいのが、「自分はここの立ち位置だからそれ以外は絶対にしない」ということではありません。

ここらへんは小さい組織での話なので、大規模な組織にはそのままあてはめるのは無理かもしれませんが、もし何かの参考になればなあと思って書きました。

なぜこんなことを書こうかと思ったかというと、以下を読んでふと頭をよぎったから。

studygiftの件は、組織内部で各個人がバラバラに動いてるなあという印象が(外から見てて)強かったですね。
あと、漏貧…じゃなかった、MorphyOne事件に関しては「クラウドファンディングがまずかった」のではなくて、「殿(とよぞう氏)が一人で抱え込みすぎたことだと思いますね(マネジメントに徹するべきだった)。


投稿者 さやま ゆき